top of page

NEWS

おしらせ

震災直後に任意団体として発足し、今年法人化10周年を迎えた『NPO法人SET』(以下SET)。岩手県を拠点に、たくさんの方に支えられながら歩んでいます。


https://note.com/setforjapan/n/n3556b91b1b0f



そして現在、わたし達は新たに共に働く仲間を募集します。

今回は、「民泊」事業を一緒に進めてくださる方を探しています。



"観光"ではない、「地域と共に働く」民泊事業


「民泊」「農泊」と聞いて、どんなお仕事を思い浮かべますか?

産業としては「観光業」に分類されますが、わたし達SETが大切にしていることは、この地域にある暮らしを”体験”してもらうこと。


そのためには、この地域で暮らす住民の方の協力が必要です。

そのため、民泊事業のお仕事の基本は、「家庭や地域とのコミュニケーション」






(他にも、地域に来てくださる学校様や旅行会社様との連絡調整、現地アテンド業務が発生することもあります。) 


陸前高田市で実施している民泊事業の主な対象は、「教育修学旅行」です。 


地域外の中学校や高校生が"修学旅行"として民泊を体験し、

この地域との関係性を結んでいきます。


体験の価値は学生だけではありません。


自分たちが当たり前だと思っていた日常に、感動する学生を目の当たりにすること。

地域住民の方にも、とても貴重な体験となります。



「温かい朝ごはん」に出会う感動


修学旅行で民泊に来る学生たちは、

この地域で、たくさんの感動に触れる時間を過ごします。


それは、 夜、星がとても綺麗に見えること。

自然の音や、鳥のさえずりが聞こえること。

そして、温かいご飯を一緒に食べることです。


この町の、飾らないありのままの姿が、

この町に流れる、都会とは違う時間の流れが、

学生たちに感動を届けているのだと思います。


だからこそ、民泊を終えた『ほんでまんず会』では、

学生達が民泊家庭との別れに涙しながら帰っていく光景が、定番となっています。





ある学生は、朝ごはんに温かいご飯が出てくることに感動したといいます。

普段はなかなか、朝ごはんを食べることもないそうです。

私たちが行うお仕事は、そんな現実や感動を創り出していくことだと考えています。



東北最大規模の民泊修学旅行


新型感染症の影響で、この3年間は他の観光産業と同じく、

民泊事業にとってはとても苦しい時期となりました。


"地域住民との交流"を、体験コンテンツとして提供している民泊。

人との距離を離さなければならない中、受入は全てキャンセルになりました。






感染症が流行する前年度の2019年。

述べ数で4000人の受入を行い、東北では最大規模となる受入数となりました。  


加えて、民泊事業は、地域内経済循環にも寄与することができる取り組みです。


民泊家庭に支払われる体験料だけでなく、その体験料を地域のお店での買い物に消費。

それによって外貨を稼ぎ、地域内経済に貢献していくことができるのです。

民泊事業の盛り上がりは、地域内経済にとっても重要な意味を持つと考えています。


そのため、今後、「年間1万人の受け入れ」を目指し、実現するために、

新しい仲間を募集することにしました。


舞台は、"奇跡の一本松"がある「陸前高田市」


お仕事の舞台は、『岩手県陸前高田市』。

2011年、東日本大震災で大きな被害を受けた町です。


海側に行けば漁業が盛んな地域。

季節になるとウニやアワビが獲れる他、

わかめや牡蠣、ホタテなどの養殖漁業が盛んです。 


また、山側では、山の幸である山菜や林業などが盛んで、海も山もある東北の田舎町です。





伝統文化も盛んで、夏には『けんか七夕』や『三陸花火大会』などの大きなお祭りが行われます。それだけでなく、各地域に特有のお祭りや出し物も残っています。



移住者が地域と手を取り合い、仕事を創り出す


私たち『SET』は、震災を機に陸前高田市の『広田町』という、

漁師町に出会った移住者が立ち上げました。 


従業員は現在30人ほどにまで増え、全員地域外からの移住者です。 

しかし、この地域と共にあることも大切にしたいと考えています。


地域のお祭りや漁業に携わったり、消防団等にも入団しているメンバーもいます。

 「人口減少社会」が叫ばれる今の時代。 

その人口減少や、過疎化の最前線である「漁師町」から社会に向き合っていく。 


「次の時代の豊かさ」を創っていくために

大変だけれど、豊かさを感じる日々。 


こんなわたし達と、共に働き、暮らしていける。

そんな仲間との出会いを、この町で待っています。



 


募集概要

【詳細情報】

<雇用開始時期>

2024年4月〜


<雇用形態>

有期職員(年度毎更新)


<募集職種>

民泊業務の事務職


<採用予定人数>

1名


<勤務地>

陸前高田市


<給与> 

月給14万円〜17万円

 ※経験やスキルを考慮の上、弊社規定により金額を最終決定いたします。


<勤務時間>

週4〜5勤務(要相談)、1日平均7時間


<社会保険>

健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険


<福利厚生>

水道光熱費、Wi-Fi込みの家賃補助あり。

シェアカーの利用が可能です。


<業務内容>

・旅行会社や学校の予約やお問い合わせ対応

・新規受け入れ学校を確保するための営業事務

・その他、上記を推進するための現地での活動<求めるスキル

・経験(応募資格)>


〈必須〉

・普通免許

〈歓迎〉

・事務職の経験

・観光業に従事した経験(旅行会社や地域商社、観光産業など)


<こんな人におすすめ>

・バックオフィス業務での経験を活かしたい方

・地方での暮らしや仕事に興味のある方


<応募フロー>

①書類選考

②面接(2回程度)


https://forms.gle/XECXmUhDnL3C5ArF8



<やりがい>

陸前高田民泊は日本でもまだ多くない、年間1万人の受け入れ地になるべく、

地域の方と一緒にチャレンジしています。


顔の見える関係性のなかで、地域の人たち一人一人と仲間になって、

一緒に行動していくことに、とてもやりがいを感じます。

民泊は誰でもできるまちづくりの形でもあります。

特別な資格や能力がなくても自分たちの暮らしや陸前高田の良さを外の人に知ってもらうことができる活動です。

自分たちの暮らしを知り、仲間を募り、来てくれる人たちと交流する。


そんな町の方と民泊を受け入れるための行動一つ一つが、地域を元気にしていきます。

また、陸前高田の温かい人柄に触れて都会の中高生の心の拠り所をつくれることも、

やりがいの一つになっています。


<民泊中の様子>

以下リンクよりご覧ください

民泊の写真


【民泊事業担当者】

◾️吉原直矢(よしはらなおや)1995年生まれ、神奈川出身。学生時代からSETのプログラムへ参加。2017年から民泊事業に関わり、2021年に陸前高田に移住。2023年より民泊事業を担当。












【採用情報】「1万人の民泊受入地」のベースをつくる事務職メンバーを募集します!

2024-01-15

#求人, #お知らせ

bottom of page